僕の人生を変えてくれた中島らものおすすめ本5選!

スポンサーリンク

薬物を語るなら中島らもの本は絶対に読むべし!

アマニタパンセリナ!ぜにげばお(@zenigebazura1)です!

いきなりですが、あなたは「なぜ覚せい剤は駄目なのか」という質問にはっきりと答えることができますか?

また、自分と近しい間柄の人で「やってみたい」と言っている人がいたら辞めようと思えるように覚せい剤の怖さが説明ができますか?

僕は中島らものおかげでそれができるようになったと思っています

また薬物だけではなく僕の人生においても中島らもの本を読んで大きく考えが変わった部分がたくさんあります。

今回はそんな中島らものおすすめ本を5冊紹介します!

中島らものおすすめ本5選!

1.アマニタパンセリナ

睡眠薬、シャブ、アヘン、幻覚サボテン、咳止めシロップ、毒キノコ、有機溶剤、ハシシュ、大麻やLSDもあれば、アルコールもある。ドラッグのオンパレードである。古今の作家の生活や名著などもひきながら、話は「人はなぜ快楽を求めるのだろうか」へと進む。煙の向こうにひとの本質が見え隠れするような傑作ドラッグ・エッセイ。

中島らも知らない!ドラッグも知らない!

そんな方はまずはこれを読んで下さい。

『LSDからシャブまで』というキャッチコピーで書かれているこの本には古今東西、世界中にある薬物の情報が書かれています。ストーリーももちろんあるのですが、薬物の効能や効果について書かれている部分は細かく、小説というよりは説明書に近いくらいです(笑)。

薬物ジャンキーは「大麻」はセーフだけど「覚せい剤」はアウトみたいな話をするようですが、その違いって何も知らない人は分からないですよね?

覚せい剤って何?どんな効果があるの?やったらどうなっちゃうの?

薬物を肯定するにしても、否定するにしても知らなければ語れないことがとても分かりやすく書いてあります。

中島らもが試した薬に関しても正々堂々と書いているその内容には、関心したり、恐れたり、笑えたりします。ここまで赤裸々に自分を語れる人ってすごいなって思いますね。

やはり薬物を語る上で使用者の体験談は絶対に聞いておきたいと思いますがなかなか聞く機会ってないですよね。

そういう話を聞けたとしても犯罪者というレッテルを貼ってからしか聞けない場合が多いと思いますが、アマニタパンセリナは、そういう話を『確かに悪いんだけど、人として憎めないおっちゃん』から聞いてるような気分にさせてくれる名著です。

薬物を敵と思うのであればまずは敵の事を知らなければいけない。

まさに、中島らもの第一冊目にふさわしい本です。

2.バンド・オブ・ザ・ナイト

「ヘルハウス」と呼ばれた家に巣喰うジャンキーども。アル中、万引き常習者、分裂病患者、咳止めシロップ中毒者。彼らがひきおこす悲喜劇。そして今夜もラリった脳みそにイメージの津波が押し寄せる。言語の極北からさらに北へ、夜のバンドは進む。中島らもが今、小説というジャンルに風穴をあける。

外国人に『悪魔の家(ヘルハウス)』と呼ばれる日本家屋が出てくる著者の実体験がベースになったお話です。

睡眠薬、アルコール、咳止めシロップ中毒者になった主人公たちの日常がリアルに描かれていて、ちょっと物悲しいのに笑えたりします。

途中、意味の分からない言葉の羅列などが出てくるのですがそれがまた生々しく、自分の体験を元にしたフィクション小説なので、出てくるエピソードにリアルな薬物を感じることができます。

イッキ読みじゃなくて何度も読み返したくなるような作品です。

3.今夜、すべてのバーで

アルコールにとりつかれた男・小島容(いるる)が往き来する、幻覚の世界と妙に覚めた日常そして周囲の個性的な人々を描いた傑作長篇小説。吉川英治文学新人賞受賞作。

多くの人が飲んでるアルコールも立派な薬物(ドラッグ)だ、という事に気付かせてもらえる本です

主人公は25歳の時にアルコールが原因で35歳までしか生きられないと医師から宣告されます。それでもアルコールをより求め、アルコールに飲まれていく姿を描いた長編小説です。

『ビールや日本酒が自動販売機で軽々しく購入できるのは日本だけ』

など、中島らもがエッセイで良く繰り返す言葉を主人公が言っていたり、これも常に泥酔していたと言われる中島らも本人がベースにされているような気がします。

確かに覚せい剤も怖いですがこんなに身近に人を死に至らしめる”薬”があったなんてと思いますね。

4.頭の中がカユいんだ

何かワケありの僕は、ある日、突然、妻子を残し家出する。勤める小さな広告代理店に、寝泊りするようになった僕。TV局員をはじめ、いろんなギョーカイ人たちと、夜に、昼に、昭和最後のヒートアップする大阪を徘徊する日々。次々とトンデモナイ事件が起こる中、現実と妄想の狭間で僕は…。中島らも自身が「ノン・ノンフィクション」と銘うった記念碑的処女作品集。

中島らもが酩酊状態で書いたと言われる伝説的な本です。

ストーリーがあると言えますがありますし、ないと言えばない。

良く分からないままに常に酩酊している主人公が勝手に動いていくのですが、感情や行動がごちゃまぜになっている文章を読んでいると不思議と心地よくなってくる感じがします。

まさにタイトル通りのことを思っている薬物中毒者の頭の中を覗いているような面白さがあります。

5.牢屋でやせるダイエット

独房に拘置された22日間を描いた、新生・中島らもの復活作。当初は、看守にたてつき、所内の看護婦をナンパする不良囚人だった著者が、次第に事件を振り返り、自分自身を見つめ直していく心の変化をユーモアを交えて描く。

中島らもの本で面白いのは小説だけではありません。

大麻発言とマジックマッシュルーム所持で捕まった中島らもが拘置所から出てきて書いたエッセイです。

タイトルから分かると思いますが、反省したという事を深く陳謝、世間に説明するようなつまらない本ではなく、牢屋での生活や薬物に関する考えなどが本人の言葉で語られています。

やっぱり経験者が言ってる事は説得力があるなと思いつつ、中島らもの温かい人柄を感じれる作品です。

他にもまだまだある名作・珍作

5冊簡単に紹介しましたが中島らもの面白い本はまだまだあります。

  • 日本推理作家協会賞を穫った推理小説「ガダラの豚」
  • 落語をテーマにした「寝ずのばん」
  • 宇梶主演の泣ける浪花節ヒューマンドラマ「お父さんのバッグドロップ」

などドラマ、映画化されてるものも結構あります。

とにかく多種多様でガダラの豚なんて本当に同じ人が書いてるの?ってくらいジャンルが違って面白い。

これだけ幅広い文章をかける作家さんってなかなかいないですよね。

まぁジャンルが広い分、中島らもの著書を読んでいると何度も同じ話が出てきたりするのですが、『近所のおっちゃんがよっぱらってまた同じ話をしてるよ』みたいな親近感が湧いてさらにはまっちゃうんですよね(笑)。

まとめ

薬物を知る上において中島らもの本はこの上ない教師になってくれます

化合物である薬物に命を吹き込むとまでいったら大げさですが、とても心が温かい人なんだなと思いますね。

薬物に関して知識がない人に薬物の話をしても嫌悪感を示されて終わる事が多いと思いますが、語るべき話はたくさんありますよね。その価値と中身を見つけれる中島らもの本をぜひ読んでみて下さい。

最後に僕が中島らもを読んで考える『なぜ、覚せい剤が駄目なのか?』について。

それはいろんな薬物に侘び寂びがあるとして(この表現自体伝わるかどうか分からないけれど)覚せい剤にはその侘び寂びがない気がします。

その侘び寂びを知るには中島らもの本を読めば何か分かるかもしれませんね。

「薬物をやる人間とやらない人間の間には大きな溝がある。その溝がお互いの事を知らなくても良いとしてしまう」

最後はご本人の言葉をお借りして終わります。

お後が宜しいようで!

良く読まれてます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)