韓国カジノ3日目。現在-65万円
補足
これは無職の男が人生を変えるべく軍資金「100万円」を韓国カジノで増やそうという試みです。1日目から読みたい人はこちらからどうぞ!
なんと2日目たった十数分の間に軍資金100万のうち65万円を溶かしてしまいました。
ぼろぼろの状態でホテルに戻るとシャワーも浴びずにベッドに倒れこみそのまま就寝。
果たしてこんな事で目標額を稼ぐことができるのでしょうか?
3日目はパラダイスカジノ・ウォーカーヒルからセブンラックカジノに舞台を移します。
バカラ必勝法を発見。あるブログとの出会い
朝9時00分。
スマホの画面で時間を確認するのと同時に昨日の大敗を思い出しました。
一撃50万円をプレイヤーにベット。結果プレイヤーバカラ【0】、バンカー【9】の強烈な一撃からの5連敗。軍資金全てとは言わずとも7割近くを十数分で失う最悪の結果。
もちろん起きて財布を確認しましたがお金が戻っているはずもなく、一人旅ですから誰かに慰めて貰うこともできません。
確かにぼろぼろだったのですが、きれいなホテルでぼーっとしていると
ふつふつとやる気が涌き上がってきます。
意外とポジティブな心持ちになってきたので今日もカジノで勝負しようと決めます。
とりあえずカジノに行く前に一度冷静になってみます。
自問自答していましたが、ここまで大敗したのは大金を賭けたゲームで負けたからというのは明白です。
ではなぜ、一発目で勝負ベットを仕掛けてしまったのか?
そこを考えてみると【自分のプレイスタイルが確立できてなかったから】という結論に至り
と他のギャンブラーのブログを覗いてみることにしました。
ひたすらネットの海を漂うこと3時間。
数あるブログとは違う雰囲気のブログを発見しました。
そして驚くべきことにそのブログには「バカラ必勝法」とも呼べそうなかなり負けにくいベットシステムが詳細に書かれていたのです。
直ぐに「イケる!」と思ってしまう所が自分自身の長所であり短所であると分かっているのですがとにかく読んだだけで手応えを感じました(笑)。
空っぽの胃袋を満たす為に前日もカルビスープを食べたホテルの隣の食堂に移動しました。
食事しながら見返してみても手応えは変わりません。
バカラで負けにくいベットシステム
本当に申し訳ないのですが、その時興奮していてブログをお気に入りにしておくのを忘れています。
現在そのブログが分かりませんがベットシステムの簡単な概要だけ引用させて貰います。
補足
ゴロム様よりコメントにて元のブログを教えて頂きました!カジノ大好きMr.playerのバカラ完全攻略への道のりです。素晴らしい情報をありがとうございました
- ベットはプレイヤーのみ(バンカーにはベットしない)
- 掛け金の上げ方はフィナボッチ数列
- 掛け金アップの止め時をコントロールする
という感じです。
本家はこれらに関してかなり細かくまとめられていますので「カジノ大好きMr.playerのバカラ完全攻略への道のり」よりどうぞ!
自分の中の解釈で1〜3について説明します。
ベットはプレイヤーのみ
大原則としてベットはプレイヤーのみです。
バンカーには何があっても賭けません。
この理由は単純で「バンカーに賭けると手数料を取られてしまう」からなのですが、なんというか当たり前だからこその発想がなかったです。
バカラは数あるギャンブルの中でも控除率(胴元の取り分)が低いギャンブルとして知られていますが、韓国カジノにおいてのその控除率の発生タイミングはバンカーにベットした時に、バンカーが「6」で勝利したときになります。
この時に勝ち金の半分を手数料として持っていかれる訳ですね。
なのでプレイヤーのみに賭け続ければ手数料を取られませんからゼロサムゲームになります。
うーん。これは賢い。
実際バカラをプレイしていてプレイヤーのみしかベットしないという人は見かけませんから、マナー的に【?】な部分もあるかもしれませんが。
ちなみにこのベットシステムを考えた方はこれを実際に行い、さらにコンプと呼ばれる、カジノ側からの条件付きボーナスがある状態で行っていたようです。勝ちにこだわる姿勢という意味だけではなく真似すべきだと強く感じました。
ひたすらプレイヤーにしか賭けないので次にバンカーが出ると予想したらベットはしません。
さらに大事なルールとしてバンカー側が2連続以上勝利したらツラ(連続)が切れるまでベットしないという制約もあります。
実際プレイするとツラに伴う損失を防ぐかなり有効な手段と感じましたね。
賭け金の上げ方はフィナボッチ数列
僕が尊敬するギャンブラー小説家、森巣博さんは著書でこうおっしゃっています。
ギャンブルで大事なのは【こま(賭け金)】の上げ下げ
流れが悪いと感じたときは小額でひたすら耐え、ズバズバ当たる時が来たら高額、オールインで徹底的に増やす。こういう時こそギャンブルでの大勝利は成るというもので納得です。
そして掛け金の上げ下げについてもこのベットシステムでは決まりがあります。
それはフィナボッチ数列と呼ばれる超有名な数列通りにあげていくやり方です。
フィナボッチ数列
0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34…
この数だけみても分からないと思いますので全体をコンパクトにまとめます。
- 軍資金の40分の1を【1単位】とする
- 当たるまではひたすら【1単位】ずつベットする
- 連勝したら【1単位】×【フィナボッチ数列】ずつ賭け金をあげていく
こんな感じです。
具体的な例でみてみます。
まず軍資金が20万とします。【1】の通り40分の1にすると【5千円】なのでこれが【1単位】になります。
【2】の通りベットして当たるまではひたすら【5千円】を賭け続けます。何連敗しようが賭け金をあげることはありません。
ヒットしたらフィナボッチ数列通りに賭け金を上げています。上では0から書きましたが1から始めて構いません。フィナボッチ数列が倍率だと考えれば分かりやすいですかね。
×1倍(1回目)、×1倍(2連勝目)、×2倍(3連勝目)、×3倍(4連勝目)、×5倍(5連勝目)、×8倍(6連勝目)、×13倍(7連勝目)…続く
なので【1単位】が【5000円】の場合は連勝する度に賭け金がこうなります。
- ×1倍(1回目)=5000円
- ×1倍(2連勝目)=5000円
- ×2倍(3連勝目)=10000円
- ×3倍(4連勝目)=15000円
- ×5倍(5連勝目)=25000円
- ×8倍(6連勝目)=40000円
- ×13倍(7連勝目)=65000円
こうして賭けた場合7連勝すると【17万5千円】増えることになります。まずはフィナボッチ数列を覚えることがまずは基本になるので覚えてみて下さい。
バカラは2分の1を当てるという簡単なギャンブルですが、10連続、20連続で負けることもあります。
しかしこのベットシステムだと負けている間はずっと1単位、資金の40分の1のままなので、40連続で負けた時に初めて全資金を失うことになります。普通であれば何連敗もすると賭け金を上げて取り戻そうとしますがそれが一番危険だったりするもの。
最初から負けパターンの一つを消しているんですね。
さらに、連勝するときの波を見逃さない様にアップする金額も決められています。ここで勝負どころを逃さないというのもかなり大きいです。
賭け金のアップには一つ注意があってフィナボッチ数列も後半になれば21単位(5000円が一単位なら10万5千円)となかなかの大勝負になってきますし連勝すればするほど本来同じ目が出る可能性は少なくなります。(ツラを追うので)
なのでどんな時でもシステム通りに掛け金をあげる訳ではなく、途中下げるか、一単位からやり直す事も推奨されていますね。(詳しくは元ネタのブログをチェックしてみて下さい)
なかなか文章で理解することは難しいですが、やってみると攻守が優れたベットシステムだなと体感することができますよ。
とにかく僕は参鶏湯を食べながら思いました。
セブンラックカジノソウル江南店(COEX裏)で勝負!
前日失意のまま寝てしまったのでシャワーを浴び準備完了です。
どこのカジノに行くか直前まで迷っていたのですが、大敗したパラダイスカジノ・ウォーカーヒルに行く気にはなりませんでした。
それにどうせなら違うカジノも見てみたいですからね。
ソウル中心地からもホテルからもさほど離れていないセブンラックカジノソウル江南店を今日の勝負場に決めます。
ホテルを昼過ぎに出発しました。
朝に参鶏湯をがっつり食べたばかりですがなぜか無性にお腹が空いていたので駅テナントの鉄板屋さんに入りハンバーグセットを頼みます。
おなじみのキムチセットと
ハンバーグと香味が効いたライス炒め。
香ばしくてスパイシーな風味が半熟卵とすごく合ってました。
満足飯を食べ終えた後は地下鉄を乗り継ぎ「三成駅」へ。
駅を出たら目の前には高層ビル。
ここら辺が江南(カンナム)のようです。
そんなことを思いつつホテルへ向かいます。
このビルが見える真裏当たりにロッテの大きい免税ショッピングセンターと、商業施設COEXビルがあり、セブンラックカジノはそこに併設しています。
入り口は老舗ホテルのような落ち着いた雰囲気です。
夜になると入り口上の看板ネオンが派手に光るようですね。
さぁ、いざ勝負です。
セブンラックカジノソウル江南店(COEX裏)の特徴
韓国で2つ目になるセブンラックカジノソウル江南店。
パラダイスカジノ・ウォーカーヒルと比較しながらレポートしてみます。
パスポートを提示し2階へのエスカレーターを昇るとカジノフロアになっています。
体感的な広さは若干パラダイスカジノより少しだけ狭い印象。
質がと言うと失礼な感じがしますが、ディーラーやお客さん全ての一緒な感じがしますね。
お金持ちな客層とか、おとなしくプレイする人がいるとか特徴はなく、ディーラーの雰囲気もほとんど変わりませんでした。
韓国のカジノのお客さんはほとんどが中国人と聞いていましたが、やはりどこもそれは変わらないようです。
僕は大丈夫ですが、テーブルでプレイしているとガンガン後ろからプッシュして賭けてくるので気になるかもしれません。
バカラテーブルは人気で座るのは難しそうでした。さらにプレイをしなくてもチップを置いておけば長い間席も取れてしまうので順番待ちになってしまいます。
座ってプレイしたい場合は、新しいゲームが始まる時を待つしかありません。
キャッシャーやATMなどの設備もウォーカーヒルとほぼ同じです。
スロットマシンのラインナップやゲームテーブルの種類に差はありませんが、バカラテーブルに関してはウォーカーヒルの方が多いですね。
少し気になったのはビデオバカラ。
ウォーカーヒルでは、ビデオバカラもルーレットも、実際にディーラーがプレイしているのをライブで流しますがそれにあわせてベットする形ですが、セブンラックではそれがないのでゲームみたいです。
コンピュータチックにカードが表示されていき若干進行速度も早く緩急がないので退屈なので、ビデオバカラ目当てで行くのは微妙かもしれません。
後はドリンクなどが変わります。
パラダイスカジノではドリンクを席まで運んでくれますが、セブンラックではセルフサービスになります。
そのセルフコーナーにも人が群がっているのでなかなか落ち着いて飲み物を選ぶことができません。
パラダイスカジノがその点はいいかなと思います。
内装の豪華さや、サービスはほとんど変わりませんが、パラダイスカジノより観光地に近い分アミューズメントチックな部分はありますね。
必勝法ベットシステムで挑戦!気になる結果は?
一通りフロアを回ったらベットシステムにてバカラに挑戦です。
新しくゲームが始まるテーブルでも席が取られているものが多く、仕方なくビデオバカラをします。
ビデオバカラではプレイヤーにしかベットしないというシステムもやりやすく、しばらくプレイしていると5万円勝ちになりました。
そんな事を考えていると連敗に次ぐ連敗で、マイナス域になり、浮いたり沈んだりを繰り返しながら大きな負けの波が来たところでやめました。
結局マイナスです。(笑)
ただし、ベットシステムの有用性はばっちり確認できました。負けの波が続けて来ても、守りながら戦う事ができるし、単位を上げる際にはバカラのドキドキ感もちゃんと味わえます。
ビデオバカラをぽちぽちやっている間に、既に辺りは暗くなってきていたので地下鉄で一直線に宿泊しているホテルまで戻りました。
3日目収支報告
ビデオバカラでのプレイだったのでなかなか疲れが残りましたがベットシステムの有効性は確認!
それでは3日目の収支報告!
- プレイしたカジノ・・・セブンラックカジノソウル江南店(COEX裏)
- プレイ時間・・・5時間
- 勝利金額・・・0円(−5万円)
- 通算収支・・・−70万円
通算−70万となかなか厳しい状態ですがもう気持ちは一つ。
放浪記は4日目へと突入します。
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