バイナリー・仮想通貨で200万円以上借金を抱えたこふそ(@koheta0325)がギャンブルとあらゆる手段を使って成り上がるまでのドキュメンタリーです。第一話はこちらから。
中編で瞬く間に5500ドル(44万円)の勝利を積み上げたこふそ氏。
さらに玉さんより2000ドル(18万円)の大入り袋を頂き
【7500ドル(60万円)】
が元手となりました。
玉さんから頂いた分はオールイン必至(?!)なものの、、、
最初のベット額(2万4千円)から約20倍超の超上出来感、一発オールインを充てれば120万超え韓国敗北捲りも見えてくる神展開!
酔っぱらうと仕切りたがるこふその号令を元に我々は深夜2時のカジノへ繰り出しました。
ここから衝撃は加速。。。
1発の単位を1000ドル(8万円)以上にあげだすこふそ。
玉さんからの大入り2000ドルも一発ベット。
自らの2000ドルも一発ベット、、、
そしてディーラーに前代未聞のひと言を。。。
こふその成り上がりカジノinシンガポール!ラストは突然にやってきました。
バカラ、BJ、上がり続けるこふそのテンション
▽夜のインフィニティプールからの夜景(Photo by 二―ババ)
シンガポール常連の玉さんを先頭に、とりあえずカジノをうろうろ。
玉さん「とりあえずこふそ君が選んだテーブルで一緒にやるよ」
とのことで、ミニマム200ドルのテーブルに着席。
僕と二―ババは後ろから観戦します。
玉さん、300ドル、500ドル、800ドルと割と大きめなベット!
と玉さんの絞りを拝見しつつ、一度ホテルの部屋に鍵を取りに行きました(部屋にあると勘違いしてた)
~数十分後~
玉さん「2000ドルくらい溶けたわ。。。」
そういえば、玉さんはSFC取得(ANAの上級会員)の為にシンガポールにきているため8時間の滞在。
ってことはガンガン賭けますし、単純な確率のぶれで減っていくのは当たり前!
そんなこんなで、一度バカラテーブルを離れBJ(ブラックジャック)へ。
5月末に韓国パラダイスシティでBJ大会へ出場するため、玉さんにご教示いただこうとなりました。
~数十分後~
全員『ディーラー強すぎ問題』
玉さんがサードと呼ばれる重要なポジションで頑張ったのですが、、、
一つ上を必ず出してくる的なおっさんディーラーにフルボッコにされました。
結果、、、
- 玉さん-4900ドル
- 銭-500ドル
- こふそ-500ドル
合計、、、
5900ドル(約48万円)の負け。。。
まぁ我々は玉さんのお供みたいな感じで誤差程度なものの、まだ1時間くらいしか経ってないよねと(笑)
そこから、なぜか収支グラフと反比例するこふそのテンション。
はじめてのBJや、玉さんと一緒にプレイできるのが嬉しいのかトークも軽妙になってきました。
玉さんは一旦打ち止めということで1000ドルだけ追加することにし、2階のバカラテーブルへ移動します。
エスカレーターでの回想。銭げばお145万円着服か?
▽金を数えながら彼は言った。。。
1階フロアから、2階フロアへ上がるエスカレーターは長く、ちょっとした物思いにふけれます。(意図してかな)
浮かれ気味のこふそがここからどんなベットをするのか、、、
大入り2000ドルもあわせて7000ドル(56万円)一発勝負をするのか、、、
そんなことを考えていると、昨晩の大人の遊び場『ゲイラン』に向かう途中のタクシー内での会話が蘇ってきました。
本当に今回は、チップを託し、託されがうまくかみ合いあっという間に増えていったよなぁ。。。
と思いつつ、ここで僕があることに気づきました。
確かにこの時点での調子はかなり良かったのですが、何ぶん
- 中洲でのキャバクラ
- 旅費・現地での遊び
これらの額もそこそこに大きく、為替レートで日本円に戻すときに数%取られるという事実がありました。
それをまとめて、説明しようとしたときにこふその口から衝撃の発言が、、、
、、、
、、、、
、、、、、
、、、、、、、、
よーくわかりましたよ。
よーくわかりました。。。
確かに軍資金は僕が管理していて、前日取引所から海外でも引き出せる口座に移した為、、、
考えられなくもないですが、、、ねぇ。。。
、、、何がそうじゃないんだろう。。。
~回想終わり~
まぁ酒と疲れとテンションはあったものの、この男の目はマジでした。。。
寒気を感じたところで2階へ到着。
ここからこふその一発ベット単位が上がり始めます。
1000ドルBET→皆に促され2000ドル倍プッシュ!
▽2階からの景色
2階はミニマムが300ドルあたりからと若干高めになっており、1階よりも落ち着いています。
罫線(出目表)を見ると計ったようなタイミングでツラ、テレコ(連続目)テーブルがたくさん!!
と思った矢先、玉さんがツラに1000ドルベット!!!
結果、、、外れ。。。
さらに!!!!
一時は300→1100→75ドルと波乱万丈だった二―ババも、新たに500ドルを下ろしてオールイン!!!
が、、、ダメ。。。
なんだか嫌な雰囲気が漂う中、2階にしてはにぎやかなテーブルが、、、
テーブルに近づいてみると納得!!!
罫線が、、、
、、、この形!!!!
バンカーの連続ツラ発生中!!!!
それを見たこふそがここぞとばかりに、、、
まぁ1000ドルとはいってもシンガポールドルなのでたかだか8万円ではあるのですが、ちょっと前のこふそなら考えられないベット額です。
できるにはしても、小一時間悩んだ挙句ツラを探しに探して張る額なのは間違いないでしょう。
人だかりができているものの、大きく張っている人はおらずこふそが絞ることに。
結果、、、あっという間に、、、
勝利!!!!
めちゃくちゃ興奮しながらびちびちカードを折りながら絞っていたこふそは勝ちを確認すると同時につけられたチップを掴みすぐに立とうとしました。
すると、周りに集まっていたみんなが
『もう一回来るって!』『さぁ座りなよ!!』
こふそを促し始めました(笑)
が、ツラを追って珍しく成功したこふそ氏!
みなに促されるままに、席に再び戻りつけられた分を倍プッシュ!
2000ドルをさらにバンカーを追ってベットしました。
勝てば4000ドルになり、合計は8500ドルと1万ドルの大台目前に。
つまり、玉さんからのご祝儀2000ドルを入れると1万ドル達成チャンスでもあります。
若干の緊張が走る中、2000ドルをかけた絞りが始まりました。
2000ドルベットの行方。Dont`t Worry...勝負後こふそが驚きの行動に!
※カジノ内は撮影禁止の為雰囲気をお楽しみください
プレイヤーはハウスとなり、バンカー側2枚のカードがこふそに渡されます。
バカラはバンカー・プレイヤーどちらかを選択し、それぞれ2~3枚のカードを引いて合計の数字が9に近いほうが勝ちというシンプルなゲームです。
プレイヤー側はカジノ側(ハウス)なので、こふその合図によりいつでもカードを開くことができます。
自分の2枚をめくる前に、ディーラーにオープンを促しました。
プレイヤー側、2枚のカードは、、、
【7】
9が最強で、8、7と続きますから当然上から2番目に強いカード。
しかも、2枚のカードの合計が6以上だった場合はスタンディング、そこで終了となり、それ以上数字が減ることはありません。
つまり、こふそは今から手札2枚、もしくは3枚で8か、9を出さねばならず、7を出しても引き分けというなかなかつらい状況です。
こふそ意を決してカードを絞ります。
通常、カードを2枚絞ることが多いのですがここでこふそは一枚をオープンしました。
【10】!!!!
=0点!!!
非常にシンプルで分かりやすく次に【7】【8】【9】を出せば負けはありません。
ということでいよいよ2枚目のカードを絞ります。
皆がこふその手元に視線を集中。
縦からカードを絞っていきますが、トランプの性質上、【7】【8】【9】のカードは必ず足といって2本のマークが見えることになります。
つまりイメージとしては
この形が理想です!!!
こふそもそれは分かっていますから
と言いつつカードを絞ります。
心なしか70万円ベットの時より熱がこもった手つきでゆっくりめくると、、、
真っ白ぉ!!!!!
つまり、、、
問答無用の【1】です!!!
1本であれば【2】や【3】の可能性がありますが真っ白はこのカードしかありません。
が、まだ勝負は決しません。
6以下であれば3枚目のカードを引くことができます。
すぐさまディーラーから3枚目のカードがこふそに渡されました。
今の合計は【10】+【1】=【1】ですので狙うカードは【1】に足して7以上となるカード。
【6】【7】【8】がほしいところ。
そうなると、また先ほどの足の条件に加えてカードを横にしたときの形が重要になります。
【6】【7】【8】は絞ったときに必ず横に3つのマークが見えるので、理想の形は
これ!!!
スリーサイドと呼ばれる形です。
まずこの3つのマークが見えれば【6】【7】【8】がのいずれかが確定するため、現在の【1】を足すと【7】以上となり引き分け以上となります。
見えた時点で勝利も濃厚となる至福の瞬間、、、
その前にまずは縦から、、、、
、、、しばしの沈黙、、、
足が見えました!!!!
ここら辺から、airbのホストさんと熱心に会話してた影響なのか、どんどん英語でリアクションを取り出すこふそ。
周りで応援しているみんなを盛り上げ始めます。
、、、こんなやつだったけwwww
緩みも束の間、カードを横にして次の絞りへ。。。
ここが重要!!!!
スリーサイドが見えた時点で負けなし!!!
が!!逆にそれ以外がでれば一瞬で敗北確定!!!!!!
淵が消えるんじゃないかというくらいこふそがカードをこすりはじめ、、、
ゆっくりゆっくりカードを持ち上げます。
、、、、
ゆっくり、ゆっくり、、、
オーディエンスは中華圏の方が多いのか、中国語でスリーサイドの意味である
サンピンを連呼しています。
スリーサイド!!!サンピン!!!スリーサイド!!!サンピン!!!
スリーサイド!!!サンピン!!!スリーサイド!!!サンピン!!!
スリーサイド!!!サンピン!!!
、、、、
、、、
、、、
心の中の声は一つ。。。
ここが1万ドルチャンス!!!!
、、
、、、、
、、
ズルッ
あっ
ふぇえ
こふそ以外の全員『あちゃ~』
ツーサイド。。。
この時点で【4】or【5】確定なのでどうあがいても勝つことはできません。敗北です。
全員から漏れるため息。。。
がなぜか!!!こふそはまだ絞ります。。。
『ツーサイドはもうダメだよ』
同じタイミングで声をかける玉さんと僕。。。
散り散りになるオーディエンス。。。
敗北時によく見る光景です。。。。
カードをディーラーに渡してこの形。。。
プレイヤー【7】
バンカー【6】←こふそ
敗北確定!!!!!
ようやく負けを察知したこふそ。。。
いつも負けを認めたがらない。。。
声を挙げるのを横目に、こふそも席を立つだろうと皆が動いたその時!!!!!
こふそがとんでもない行動に出ました。
何度もDon`t Worry、、、心配ないと連呼しつつ、、、
自分が賭けたチップに手を伸ばし、自分側に戻そうとしたのです!!!!
おいおいおいおいおいおいおい!!!!!
秒で反応する僕と玉さん!!!!
なぜかにやけているこふそ!!!!
あっそうかなどといって手を引っ込めたところで、ディーラーが管理者を呼びチェック!!!!
どんうぉーりーどんうぉーりーー。。。まだ言ってる。。。
こわい。。。。。涙涙涙涙涙涙涙
僕もまだカジノにきて日は浅いですが、自分の身内が意味不明な言葉を発しつつ、負けたチップを引き戻そうとするのは初めてのこと。
勝った時にチップを先に引こうとすることはよくあるんですけどね。。。
とにかく、ガチで凍りついた瞬間でした。
(5分後には笑い話になったけど、本当に訳がわからなかった)
こふその成り上がりカジノinシンガポール後編まとめ
▽翌朝のこふそ氏
突然のDon`t Worryに笑いつつも、マジでやばいと興ざめになった僕らは(笑)
カジノを出てバーで世間話を始めました。
一杯1600円のタイガービールを飲みながらカジノや仕事のことを話し、その後部屋に戻りまた夜が明けるまで語り、、、
肝心のこふそは酔い&疲れ&Don`t Worryでスプライトを架空のコップに注いだりと意味不明。。。
実はDon`t Worryの後すぐに、玉さんのご祝儀2000ドルベットも華麗に外し
最高値9500ドル→4500ドル
とまた元の水準に戻ってきてしまっています。
一発ベットをすればまた9000ドル→18000ドルとアップしていけるものの玉さんの出発時刻や体力の限界(ほぼ24時間起きてた)もあって一時休むことに。
もうすでに、帰国日当日となっており少なくとも12時間後には空港に向かわなければなりません。
数時間の仮眠の後、終わりは突然に来ました。
最後の倍々ゲーム、、、
次回ラスト&5月29日の韓国BJ大会予想企画記事です!!!
ラストに続く▽