一発ベット400万円負け。キタさんはその後どうしたか?
補足
カジノナビゲーター「げばお」が、依頼者のキタさんと韓国カジノで軍資金「60万円」を「600万円」に増やすギャンブル記です。1日目から読みたい人はこちらからどうぞ!
前回の敗北後二人で死ぬほど落ち込みました。
ここでは書ききれないくらい、バーでお互いを慰め合いました。
だって0万円or800万円ですからね。。。
普通に考えて落ち込まないはずないです。
あれができたな、これができたな、あの時別の台に移っていれば、あそこで9さえ来なければ、盛大にたらればを繰り返しました。
キタさんがいくらギャンブラーとして高額ベットの壁を超えれたとしても、400万円が一瞬で消えるというのはあまりにも異常事態なはず。
でも慰め合う相手がいてよかったかもだなぁ。
3日間かけて積み上げた460万円の勝ちは一回のプレイで全て消え、結局残ったのは元手の軍資金60万円。
しかし、既にタイムアップ。
空港に行かなければなりません。
今回、旅費や宿泊費など全ては僕が負担していますが、僕自身の成績は最終的にプラス70万円となっている為問題はありませんし、前回のベットに関しては二人での勝負という側面があるので二等分するつもりです。
という訳で、キタさんも分配分35万円をゲットし韓国カジノを無料で満喫できたことになりますからめでたし、めでたし、、、
普通ならそうなりますよね。
しかし、キタさんは違いました。
最後まで賭け続ける男の生き様をご覧下さい!
キタさんの心は折れていなかった
カジノの外に出ます。
時間が許すギリギリまでバーでお互いを慰め合いましたが、まだ心は沈み気味。
ホテルの正面玄関を出るとまだ薄暗く、割と自然に囲まれているため虫の声が聞こえてきます。
キタさんはまだ入口を出ずに名残推しそうにカジノの方を見つめています。
一人外で待っているとそこそこ勝っているのにも関わらずなんだかセンチメンタルな気分になってきました。
まだ立ち止まっているキタさんを呼び戻します。
キタさんと共にバス停に並びます。
他にバスを待っている客もおらず、なんとなく気まずい沈黙の中、キタさんの様子を伺いました。やはり、400万円一発で負けたショックは大きいのでしょう。沈み気味です。
その時キタさんがふと口を開きました。
うん、そりゃそうだよな。
そうなるよね。
と思いつつも慰めます。
本心を話します。
キタさんの気持ちに動かされたこともありますがこれもある意味想定内です。
大金を貼る際にリスクヘッジのために前回のような賭け方をすることは確かにありますし、ある程度こうなった時のことも考えての全額ベットでした。
悩みます。
キタさんはつまり、この後もうひと勝負残りのお金で勝負をするという魂胆でしょうが僕のギャンブル経験からこういう場合は大抵負けます。
やめどきこそギャンブルの勝敗を左右するものですから。
かなり悩んで見せましたが、キタさんが折れる様子はもはやなさそうに感じました。
キタさんは颯爽とカジノに引き返して行きました。
うーむ、ギャンブラーだぜ。
仁川空港でキタさんの帰りを待つ
時刻は7時過ぎ。
本来の便が飛ぶのを見送り夕方前出発のチケットを取りました。
キタさんには15時までに帰ることを伝え経費などの勘定をすると貴重品を一時的に手提げと共にカウンターに預けて仮眠することにしました。
昨日は徹夜だった為、もう24時間以上おきていることになります。
普段、子供たちと一緒に寝ておきてすることが多い僕としては一度リセットしておかないといけないところ。帰りまでしっかりとエスコートすることが大事ですからね。
仁川空港はカフェやレストランがたくさんあるのでどこに行こうか物色していると、遠くから手を振る人が見えました。
ん?
誰だ?
キタさんです。
キタさんはこちら側に歩いてきます。
いや、キタさんは満面の笑みです。
そういうと、キタさんは少し厚めの封筒を僕に渡してくれました。
一連の流れに面食らいつつも僕は封筒を受け取りました。
よくよく考えてみると二人合わせて100万円越えの見事な勝利です。
ノリで一番値段が高そうな焼肉屋に入るとビールで乾杯。
値段が高い方から美味しそうな肉を片っ端から頼んで時間までずっと飲みました。
一発400万円負けたからこそ人生は変わる!?
半分酔っ払いつつ、帰りの飛行機。
キタさんと世間話になりました。
キタさんの中で何か一つブレイクスルーできたところがあったのかもしれません。
その後も空港に着くまでギャンブルの話で盛り上がりました。
カジノナビゲートは面白い!
成田空港に到着し、税関を抜けると緊張感がほぐれました。
これでカジノナビゲートは一段楽。
キタさんと固い握手を交わし、それぞれ別の電車に乗りました。
帰りの電車で今回のカジノナビゲートに関して点数をつけるならと色々と反省点、改善点をメモにまとめました。
- ナビゲートしてもらう人は何を求めているのか?
- いかにカジノで気持ちよく勝って貰うことができるのか?
- 食事やホテル、旅券の手配、移動手段について満足いくものだったか?
山のように考えることはありますが、今回のカジノナビゲートで感じた収穫の一番はこれです。
カジノナビゲートは面白い。
正直、ビジネスモデルとして僕がやろうとしていることはなかなか課題も多いものだと思います。
それはギャンブルだからこそで、いくら僕が負けにくいベッティングシステムを持っていたとして、それを実践して100%勝てる保証はどこにもありませんし、負けた時点で満足度は下がることが目に見えているからです。
しかも人によってお金への考え方は様々です。
ある程度カジノでプレイしているので1万円くらいは100円くらいの感覚で賭けることもできますが、冷静に考えなくても1万円は大金です。
その大金が持つ可能性はすごい。
お金は信頼を形に変えたものと言いますよね。
だからこそ、信頼(お金)を持たないものにとって1万円の価値はとてつもないと思うんです。
僕もかつてそうでしたし、今も十分にお金がある訳ではありません。
そこに人生がかかっている。
その人生を賭けて行う人もいるからこそギャンブルは面白いんですね。
もう半ば廃人的な考えだという考えは十分に分かっていますし、キタさんがギャンブルに対して特殊な人だったということもありますが、今回の旅は大成功!
これからカジノナビゲートに真剣に向き合う一つの材料になりましたね。
精進します!!
韓国カジノナビゲート最終結果発表
それでは3日間を通した、僕とキタさんの収支報告です!
- プレイしたカジノ・・・グランデ ウォーカーヒル パラダイスカジノ
- プレイ時間・・・1時間
- キタさん勝利金額・・・50万円
- げばおの勝利金額・・・70万円(キタさんから旅費+αはいただきました)
- トータル収支・・・+120万円
二人合わせて120万円勝ちの大勝利!これだけプレイしてこの結果にたどり着けたのは一度のベットが大きかった、そこで勝てたという単純なラッキーではありますがある程度うまくコントロールしながら楽しめた結果だとも思います。
キタさんの人生が変わったという大げさなことは僕は言えませんが、カジノにはそれほどの魅力があることも確かだと再認識しましたね。
キタさんとはナビゲート後は税金の申告などについてのやりとりをラインで交わしておりますよ!
今回の旅は僕にとって120点満点でした。上に書いた通り、ナビゲートする上で未熟だった点は数知れずありますがこれからもっともっとカジノに行きたいという気持ちにさせられましたね。
にしても、やっぱりバカラって最高!一度プレイするとより楽しんでバカラの記事も読んでもらえると思いますからね。
長いシリーズ、最後まで読んでいただきありがとうございました!
キタさんがバカラテーブルの羅紗に埋めてきた400万円、掘り起こすのはあなたかも!?
お後が宜しいようで!
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