日本の公営ギャンブルは世界最低クラスに勝てません
こう嘆く人って全国でどれくらいいるでしょうか?
仕事が忙しくて休みがない中、せっかくの休日パチンコに行ったら給料分くらい負けちゃったとか悲惨すぎますよね(涙)。
とりあえず、ギャンブルをする人に知っておいて欲しいのが日本の公営ギャンブルは世界中のギャンブルの中でも最低クラスに勝率が低いこと。
競馬、競艇、競輪、宝くじ、、、
もはや悪魔が考え出した国が儲かるためだけの集金システムとしか言えないくらいです。パチンコ、スロットに関しては公営ではありませんが、だからこそさらに勝てない仕組みになってます。
日本でギャンブルやる人はお金が余っていて勝ち負け抜きに趣味として楽しんでいるならばOKです。しかし勝つという目的であればほぼ不可能と考えて下さい。
パチンコ・スロット、公営ギャンブルが勝てない理由と勝てないギャンブルランキングを紹介します。
パチンコ・スロットだけで600万円以上負けました
なんか偉そうに言ってますが僕もギャンブルは大好きで過去にはパチスロだけで600万円以上負けてます。
公営ギャンブルも合わせると1000万円くらいですね(汗)。
奇跡的にそれらをギャンブルで取り戻すことができたのですが、ギャンブルで取り戻すと税金の関係があって往復ビンタで損をしているので本来おすすめしません。
バイト時代は平均30万円、サラリーマン時代は平均90万円くらい給料がありましたが、その大部分をパチスロに消費していたのでこれくらい負けて当然。
僕より長く生きてる人だともっと負けている人はもっといるでしょう。
僕のパチスロ遍歴
何も知らずにパチンコ、スロットが勝てないと言ってる訳ではないので、僕のパチスロ遍歴を書きます。
- 15歳でパチンコデビュー
- ビギナーズラックで10万円勝つ
- 月のバイト代を全てパチンコにつぎ込む
- 負けを取り戻そうとして大敗(副業で得た200万を吉宗に突っ込む)
- 上京後40万円くらい稼ぐようになるが全てパチンコへ
- 高校卒業後ヒモ男になり借金しながらパチンコ
- 給料90万円くらい貰うようになるがそれでもパチンコへ
- 結婚とバカラとの出会いをきっかけに辞める
約12年間、、、長かった。パチンコ、スロットの歴史は書けばいくらでも書けます。
怪しい攻略本をオークションで買ってみたり、バイトをさぼって仲の良い友達と早朝からお店に並んだり、青春の一ページであることは間違いありません。
このようにパチンコやスロットを愛し、そして憎んできた僕だからこそ言えます。
パチンコ、スロットは絶対に勝てません!
前置きはこれくらいにしてその理由を説明します。
パチンコ、スロットには控除率がありません
すべてのギャンブルには控除率と呼ばれる胴元の取り分を表す数値が大きく関わってきます。
この控除率は賭けに参加するための手数料で、賭けた金額に応じて、ギャンブルの勝敗に関わらず支払うもので、控除率が10%の場合、1万円賭けたら1000円、10万賭けたら10000円と、賭けるたびに手数料を取られてしまいます。
例えば競馬のオッズでいうと、いくら賭けたら何倍になるという倍率がありますよね。
あれは、すでに胴元の取り分を控除して計算されていて、どれだけ的中率が高くとも胴元であるJRAが損しないように計算されています。
もっと言えばJRAが絶対に勝つように作られてるんですね。
例え、あなたが大穴を当ててもその分は他の人から補填されているのでJRAの懐が痛むことはありません。
そして全てのギャンブルには控除率が設定されていて、国によっては公平性を保つために控除率を何パーセントまでにするなどの取り決めがあります。
しかし、恐ろしいことにパチンコ、スロットに関してはその控除率がありません。
パチンコスロットの控除率は一般的に10%〜15%と言われてはいるのですが、これはあくまでも暗黙の了解で、機械の設定に検定がある仕組みが基本、設定や釘の調整で店側が自由に控除率を決めれます。
お客さんからどれだけでもお金を抜けてしまうんです。
よく言われる
- 優良店
- ボッタ店
では控除率が大きく異なり、ボッタ店の控除率はどれほどになるか想像もつきません。
これだけでも十分に勝てないのですが、パチンコ屋は運営経費がとてつもなくかかる営業形態も加わっているので、お客さんからお金を絞りとらなければ営業していけません。
そのの仕組みはこの本を読めば丸わかりです。(このブログ経由でかなり読まれています)
パチンコ屋に学ぶ経済学―5万円負けた客が、明日もまた来る理由
かなり面白くてパチンコをやめたい人にもおすすめできるのでぜひ読んでみて下さい。(サンドに千円を一枚入れたと思って笑)
冗談抜きでパチンコ、スロットを趣味ではなく、勝つ為にやり続けるのであれば「死」すら余裕で見えてきます。
絶対に負けるからこそパチンコ屋がこれだけ全国どこにでもある。
それこそが、パチンコ・スロットが絶対に勝てない理由ですね。
ギャンブル控除率ランキング
パチンコの他にも公営ギャンブルの控除率はとんでもないことになってます。
簡単に%分のお金を払わなければ参加できないと考えて下さい。(100万円)賭ける場合控除率が(50%)だったら(50万円の参加料)
第5位 バカラ 1.17%
プレイヤー、バンカーにトランプのカードを配りより9に近い方が勝ちとなるカジノの王様的ゲームです。
全ギャンブルの中で最も控除率が低いと言われ(賭け方次第ではクラップスの方が低い)、1000円賭けたときに減っていく金額は12円ほどです。
僕も大好きなギャンブルでサラリーマン生活を捨てて、生活費を稼ぐために韓国カジノに行ってきました!(最終的には今までのギャンブルの負けを取り戻しました!)
第4位 キノ・ゲーム ビンゴ 控除率20%
日本ではあまりなじみのないキノ・ゲームですが海外では割とポピュラーなギャンブルです。
数字を選択し、その当否で払い出しの倍率が決まるゲームで多分みなさんレクリエーションとかパーティでやったことがありますよね。
宝くじと同じ要素で一攫千金も狙えるますが、当然胴元が勝つように計算されています。
バカラの19倍の手数料を取られていると考えると恐ろしすぎる。
第3位 公営ギャンブル(競馬、競艇、競輪、オート)控除率25%
日本の公営ギャンブルの控除率はおおよそ25%です。
賭け方によって当然控除率も変わるので一概には言えませんが単勝、複勝は控除率が低くなります。
ほぼ搾取レベルこのレートにも関わらず競馬CMでは芸能人をバンバン使ってアピールしてるので訳が分かりませんよね。
ギャンブルの確率を研究する専門家さえも「競馬予想者で通算で勝っている人はいない」と言わしめるくらい勝てません。
勝つためにやり続ければ破滅へ一直線。それが公営ギャンブルです。
第2位 サッカーくじ(BIG、toto)控除率50%
日本で販売されるサッカーくじの控除率は脅威の50%。
宝くじを購入した時点で買った金額の半分はドブに捨てているようなものです。
サッカーくじは当選金額が最高6億円とチャリロトについで高額ですが、その仕組み上、末等(一番当たりやすい)も当たりにくいです。
はっきりいうと、サッカーくじはその発展を願って観戦の楽しみの一つして買うものなのでギャンブルとは呼べません。寄付ですね。
スポーツに賭けて儲けたいならブックメーカー(スポーツベッティング)がまだマシです。
第1位 宝くじ 控除率54%
世界的に例を見ない控除率が宝くじ。
ジャンボ、スクラッチなど含めてその控除率の高さは異常です。
パチンコと同じように主要駅のみならず、町中のいたるところに宝くじ売り場があることを考えれば納得ですよね。
宝くじが当たりやすくなる開運グッズも飛ぶ様に売れたりと関連する商品やグッズも考えると経済効果は半端ではありません。
それなのに、世界で一番損をするギャンブルって悲しいことですよね(汗)。確かに公園や介護車の設置などに宝くじの収益は当てられたりしてますが国はめちゃくちゃ儲かってます。
宝くじは夢を買うなんて言いますが、本当は夢なんてどこにもないと僕は思いますけどね。
番外編 パチンコ・スロット 控除率??%
店次第では宝くじよりも控除率が高くなってしまうのがパチンコ、スロット
一般的には10%〜15%と言われていますが、お店側が自由に控除率を変えることができますから、勝つ目的では絶対に手を出してはいけません。
まとめ
日本の公営ギャンブルや、スロットは絶対に勝つことはできません。
これは控除率の話ですから、ある程度の回数を試行した場合の数字の為、数時間、一日単位で切り取れば勝つことはあります。
しかし勝つためにやり続ければ最終的にこの控除率からは逃げることができず、胴元が必ず勝つ仕組みになっていることはギャンブラーなら絶対に知っておくべきです。
パチンコ・スロットの演出の面白さや、店舗のイベントなど含めたアミューズメントと良くできていることは認めます。
趣味として楽しむのであれば一向に構いませんが通えば通うほど趣味として留めれない人が出てくるんですよね。
勝ちたいならパチンコ・スロットはするな!
パチンコ、スロットをやめたいなぁと思っている人はこちらをどうぞ。